スマートフォンをのぞき込んだり、パソコンを長時間使用したりすると、ついつい頭が前に出て、前かがみの姿勢になりがちです。一般的に人の頭は約5kgの重さがあるといわれており、首の真上に乗っていれば首への負担は最小限にとどまります。しかし頭を前に傾けると首に負担がかかり、30度傾けただけで通常の約4倍、重さは約18kgに。つまり、前かがみの姿勢は首に大きな負担がかかってしまうのです。
首は7つの椎骨の重なり=頸椎で構成されており、頸椎の周囲の筋肉が収縮した状態で頭を支えています。この筋肉同士が収縮した状態で引っ張り合う力を「張力」といいます。前かがみの状態になると、重い頭を支えようと首に強い張力が発生し、その状態が長く続くとリセットできなくなって首だけではなく肩や胸、背中にもこりが発生します。
① 首が細く、筋肉量が少ない
重い頭を支えるには首の筋肉が必要なため、一般的に男性よりも首が細く筋肉量が少ない女性のほうが首こりになりやすいといわれています。
② 猫背で、背中の丸みが強い
猫背など背中に丸みがある姿勢だと、頭が常に前に出た状態になるため首がこりやすくなります。
③ 日常的にストレスがある、ストレスをためやすい
ストレスがかかり筋肉を緊張させる交感神経が優位な状態が続くと、首にこりや痛みが生じやすくなります。
④ 食いしばりや、歯ぎしりをする
食いしばりや歯ぎしりでは、無意識に首に強い力がかかってしまうので、知らぬ間に首こりを起こしてしまうことがあります。
皆さんも気を付けましょう♪
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代表 成宮 瑞季